みなさん、こんにちは。
クラウドファンディングプロジェクトを紹介するインベストです。
この度は、かつてのIT革命の申し子であり、いまやすっかりスマホにその座を明け渡しつつあるものの、ビジネスシーンでは現役バリバリ(表現が古いですかね)のパーソナルコンピュータのプロダクトをご紹介します。
最近ではパソコンを持たない、使わない人が増えてきました。
まぁ、従来からパソコンの利用用途と言えば
- インターネット
- ワード・エクセルなどビジネス文書
- 画像、動画の加工編集
- ゲーム
などがありましたが、ほとんどの事がスマホで出来てしまいますものね。
春になると大学生活や社会人一年目の必需品としてパソコン購入、なんてのが風物詩でしたが、いまやすっかりスマホやタブレットにとって代わられたようです。
しかし、ビジネスを全てスマホやタブレットで、という方は少数派だと思います。
携帯は便利ですが画面が小さいし、画像加工は本格的にやろうと思うと、指やタッチペンだけでは限界があると思います。(いらっしゃるかとは思います)
パソコンがどんどん広まっていく時のワープロのような哀愁を、今のパソコンは漂わせていますが、逆に少ないけど確実なニーズに応えるのも、クラウドファンディングの利点でもあります。
今回は、パソコンにまつわるプロジェクトをご紹介させて頂きます。
ゲームパッド搭載 携帯型ゲームに真っ向勝負する『GPD WIN』
まずは携帯性を重視し、キーパッド内臓してPCゲームに特化したUMPC『GDPWIN』からご紹介いたします。
まずは液晶は5.5インチ。落下を考慮して、PCでは珍しい『ゴリラガラス』という頑丈な液晶ガラスが採用されています。
サイズは幅15.5mm、奥行きは9.7mmと手のひらに乗るサイズです。キーボード上部にキーパッド、アクションボタンを備えています。
通常のパソコンとして利用できるようにWINDWS10を搭載しています。またインターフェイスもUSB、マイクロUSB、ミニHDMIなどを備え、周辺機器の接続やディスプレイ出力にも対応しています・
またUMPCだと気になるスペック面ですが、2016年発売で、Atom X5 Z8550を搭載。メモリも4G搭載しており、ストレージは64Gを内蔵していました。
プロジェクト開始以来、なんと4800万円以上の資金を調達し、改めてUMPCの根強いニーズを世の中に知らしめました。
現在は、CPUやストレージを改善した『GPDWIN2』がアマゾンや家電量販店で販売されています。
かつて一世を風靡したミニパソコンが復活 『GDP Pocket』
こちらは同じ『GDP』ブランドのUMPCです。
上記のWINと違い、キーパッドやアクションボタンは搭載されていません。
画面は7インチのISP液晶を採用。外出時の液晶画面への反射を押さえつつ、視野角も広く取っています。なんとフルHD相当の1920×1200の解像度なんです。
重さはなんと480g。サイズは幅180mm、奥行き106mmと名前の通りポケットに収まるサイズを実現しました。
2017年の登場のため、CPUはAtom X7-Z8750(4コア4スレッド)を採用。メインメモリは8G、ストレージも128Gとオフィスドキュメント等の取り扱いなら充分なスペックです。
また、インターフェースは通常のUSBタイプAの他、USBタイプCの他にマイクロHDMIなども採用されています。
現在も、楽天、アマゾンなどで好評販売中です。
用途を特化し多様化するパソコン
一昔前ならパソコンコーナーには、たくさんの国内メーカーが似たようなスペックと筐体を持つパソコンを沢山並べて覇を競い合っていました。
しかし、現在は主力であった大手家電メーカーが合従連衡が進み、低価格パソコンに特化したマウスコンピューター(乃木坂46のCMですね)や、液晶技術を生かしたLGなどの伸長により、様変わりしています。
デスクトップもゲーミングPCが大きく展示を占めており、一部の趣味的パソコンだったものが、主力になりつつあるのかもしれません。
一般的にパソコンは、内部部品の供給元が限られているので、知識さえあれば企業が持つ固有技術がなくても、製造は可能と言われています。
まぁ、市場で評価されるかは別ですが。
今後も、いろいろな業種の会社が展開をしていく事になれば、PCももっと盛り上がるかもしれませんね。