クラウドファンディングの紹介を行っている、あずぷれすです。
さて、世の中には日々、沢山のクラウドファンディングプロジェクトが、新しい製品やサービスを次々に世に送り出しています。その中で、後世に名を残していくであろう(笑)プロジェクト、ざっくり支援額が凄かったプロジェクトを紹介していきます。
購入型クラウドファンディング 国内最古参 「Readyfor」
続いて、国内最古参の「READY FOR」社です。
※数字はすべて2018年10月時点となります。
過去の記事はこちら
レーザー加工機を低価格で提供するプロジェクト
目標金額:10,0000,00円 調達金額:約60,000,000円 達成
誰もがアイデアを形に出来る世界を目指して 起案者紹介
製作者は山梨県にあるレーザー加工機メーカー「株式会社smartDIYs」。多くの人たちがモノづくりを楽しめる世界を目指し、個人での手の届きやすい価格でのレーザー加工機を提供しています。
高価なレーザー加工機をなんと5万円台で実現
低価格の秘密は「組み立てキットでの販売」×「オープンソースのフル活用」だそうです。開発費と組み立て費を抑え、高性能モータードライバーと高速マイコンチップを搭載することにより、高性能なレーザー加工機を低価格で実現しています。
進化する無料のソフトウェアを同梱
データの取り込みから共有まで、オールインワンで行えるソフトが無料でついています。従来機のソフトと比べ、
- 取り込みをスムーズに
- ソフト上での微調整を可能に
- 加工データなどを仲間と共有可能に
と無料ながら改善を続けるソフトを料金なしで提供しています
幅広いニーズに応える拡張キットを提供
要望のあった「拡張オプション」が、今回のクラウドファンディングのリターンに加わっています。「拡張フレームキット」「3W強のレーザーヘッド」をオプションとして用意しています。
プロジェクト達成に伴い、公式オンラインショップでの販売を行っています。
smartDIYs公式Shop レーザー加工機(カッター)、付属品、拡張パーツ
下関を元気にするプロジェクト
目標金額:30,000,000円 調達金額:約44,000,000円 達成
変わっていく故郷を変えていきたい 起案者紹介
https://readyfor.jp/projects/uzuhouseより出典
ウズハウスプロジェクト実行委員会代表の沖野充和氏は、自身の故郷である下関が、どんどん店舗が閉店したり変わり行く姿を見て、人々やアイデアが交差する『渦の目』となるゲストハウスの設立を、と考えプロジェクトをスタートしました。
様々な設備が一つになる複合施設『ウズハウス』
6階建て、1000平米にも及ぶ、地域活性化のための巨大な複合施設『ウズハウス』を2016年にオープンされました。施設内にはカフェバー、イベントスペース、シェアオフィス、ゲストハウス(ドミトリー)などを備えています。
僕の故郷ネパールに学校を作るプロジェクト
目標金額:10,000,000円 調達金額:10,000,000円 達成
最初は生徒8人からのスタート 起案者紹介
https://readyfor.jp/projects/youmenepalより出典
起案者はNPO法人YouMe Nepal(ユメ ネパール)代表のライ・シャラド氏。現在は日本で日本在住ですが、ネパール生まれのネパール育ちだそうです。
元々、ネパールのインフラがあまり整っていない地域で生まれ育ったようですが、国の奨学生に選ばれ、日本に留学後、日本で就職されました。
その過程で日本とネパールの教育格差を知り、ふるさとネパールにも質の高い学校教育を増やしたい、と活動を始められました。ネパールの首都カトマンズには質の高い私立校が沢山ありますが、それ以外の地区に学校を設立。最初は生徒8人、教師1人でしたが、現在は2校360名(2018年10月現在)にまで増やされたそうです。
質の高い教育をネパール全土へ オンライン教育の普及を目指す
ネパールの一般的な公立学校は5万校。生徒は640万人いらっしゃるそうです。学校を設立する活動では、ネパール全土へ自身の目指す教育を普及できていない、と考え、既存の公立学校へオンラインでの映像授業を導入するプロジェクトを立ち上げられました。
広がる支援の輪
プロジェクトの対象となるのは、リムチュンブン市の公立学校の生徒と教師だそうです。首都カトマンズの大学 Deerwalk Institute of Technologyが講師として協力をされています。日本では糸井重里氏や漫画家の森下裕美氏が支援をされている、との事です。
プロジェクト詳細はこちら ↓
以上、クラウドファンディングで支援金額の凄かったプロジェクト【Ready for編】でした。