みなさま、こんにちは。
あずぷれすです。
これから、本題のクラウドファンディングサイト紹介記事を書いていきたいです。まずは日本国内の購入型、寄付型サイトを紹介していきますので、よろしくお願いします。
Ready for (レディーフォー)
設立:2011年
方式:購入型 寄付型など
日本国内初の購入型クラウドファンディングサイトであり、2011年に設立されました。創業以来の累計支援額は70億円、掲載案件数は約9000件、プロジェクト達成率は75%(全て数字は2018年10月時点)をうたっています。
『想いの乗ったお金の流れを増やす』を会社のミッションに定めています。
おすすめポイント
- クラウドファンディングに対する知識や専門性を持った専任のコンサルタント(キュレーター)が起案者のプロジェクト構想から終了までを、1対1の対面でフルサポートするプランがあります。なんとキュレーターの採用率は1.6%という狭き門を突破した方たちなのだそうです。
- 安心・安全を提唱しており、プロジェクトの社内審査は2回、起案者と支援者間でのトラブルにも対応する、と記載されています。
- 自治体、認定NPO、学校など公益団体の支援に注力しており、2015年から寄付型専用サービス『Ready for Charity』をスタートしています。
- readyfor.jp
注目を集めたプロジェクト
〇『日本一の芋煮会フェスティバル』で使用する巨大な鍋(三代目)の製作
・山形名物『芋煮』を3tの里芋と直径6mの鍋で作るイベントで、老朽化した鍋を新たに製造する寄付型のプロジェクトでした。2700万円の目標に対し、3034万円の資金を集め成功しました。
〇考古学人生を賭け、人生の最後にピラミッド建造の謎に挑む
・エジプト考古学研究者としてテレビでもお馴染みの吉村作治氏が、資金難などで難航していたピラミッドでの発掘と、発掘された『太陽の船』の修復、復元作業に挑むためのプロジェクトです。こちらも無事目標金額を達成しました。
専門家による手厚いサポートが欲しい、公益性の高いプロジェクトを実行したい、という方にお勧めです
CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
設立:2011年
方式:購入型 寄付型
『Ready for』と同年の2011年からスタートした、こちらも国内では老舗のクラウドファンディングサイト』となっております。創業以来の累計支援額は80億円以上、取り扱い案件数は17,000件以上(2018年10月時点)と公表されています。
『資金集めを民主化し、世界中の誰しもが声をあげられる世の中をつくる』を会社のミッションと定めています。
お勧めポイント
- クリエイター支援に注力しており、音楽、芸術からファッションアニメ、ゲーム関連のプロジェクトが多く掲載されています。
- ファッション、社会貢献、地域活性化、金融など、それぞれの分野に特化した独自サイトを運営しています。
- 資金調達方法が、ALL IN(目標の達成度合いに関わらず起案者に資金が入る)かALL OR Nothing(目標未達の場合は、支援者に返金)のどちらかです。ALL OR Nothingで未達の場合は、手数料はなしとなります。
- 創業者は「ロリポップ」「カラーミーショップ」「ブクログ」などの創業に携わった家入氏です。
注目を集めたプロジェクト
〇キングコング 西野氏が起案者となったプロジェクト
キングコング西野の個展『えんとつ町のプペル展』を入場無料で開催したい! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
・ネットやメディアでも話題を集めていたクラウドファンディングを利用した絵本製作と、絵本の資料等を展示する無料個展の開催プロジェクトです。目標金額180万円に対して、なんと4637万円を調達し、ニュース等でも取り上げられました。
〇一世を風靡した名作の最新作(モバイル版)を作りたい
・過去の名作に固定ファンがいるのにもったいないと、現代風にアレンジしたスマホゲームの製作を模索しました。200万円の目標に対して700万円以上の資金を集めました。
アート、 クリエイター系プロジェクトの実施やメディア掲載で認知度を上げたい方にお勧めです
Makuake (マクアケ)
設立:2013年
『アメーバブログ』などでお馴染みのサイバーエージェント社が手がけるクラウドファンディングサイト。『日本最大級のクラウドファンディングサービス』を枕言葉にしており、国内累計調達額シェアNo1、メディア掲載数No1(それぞれ自社調べ)を公称しています。
ちなみに会社ビジョンは『世界をつなぎ、アタラシイを作る』
主なセールスポイント
- 2017年にヒットした映画『この世界の片隅に』が制作費の一部を調達しました。
- 国内に拠点が多数あります。また提携実店舗(6店舗)にプロジェクトの製品を展示販売が可能となっています。
- 満足度が80%以上と回答された専任キュレーターが、1プロジェクトつき1人で対応します。
- 自社独自の市場分析ツールによるプロジェクトの支援を行っています。
- 案件数が多く、種類や調達規模も多様なのが特徴です。
注目を集めたプロジェクト
〇連載マンガとして評価が高かった作品の劇場用アニメ製作資金として
・なんと支援のリターンは『エンドロールに名前が載る』。2100万円の目標に対して、3900万円の資金調達に成功し、映画は無事完成。国内外で高い評価を得ました。
〇自転車+バイクの次世代乗り物で史上最高資金を調達
・『日本を代表する次世代乗り物メーカーになる』を企業理念に、ハイブリットバイクを作成。目標が300万円に対して、マクアケランキング史上最高(2018年10月時点)の1億2800万円の資金を調達しました。
取り扱い件数、メディア掲載、国内拠点多数が多く、安心の大手でチャレンジしたい、という方にお勧め
以上、大手中心の三社をご紹介いたしました。
皆さんも興味がひかれたら、是非サイトをチェックしてください。