インベスティのクラウドファンディング応援ブログ

新しい物大好き中年がクラウドファンディング製品を紹介します

クラウドファンディングのメリットとデメリット

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みなさん、こんにちは。

あずぷれすです。

 

今後、各クラウドファンディングサイトの紹介や、まったりアザラシが気になったプロジェクトを紹介していこうと考えています。

ですが、その前に『なぜクラウドファンディングが必要なのか?』『クラウドという、クラウドファンディングのメリット・デメリットをお伝えしてきます。

 

クラウドファンディングのメリット

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資金、設備等の調達が容易になる

これは、起案者側にとってのメリットです。従来、新たな事業を立ち上げる場合の資金面での手当ては

  1. 自分の資金から出す
  2. 既知の人物、もしくはその紹介者から資金援助を受ける
  3. 金融機関(銀行)などから融資を受ける

などが、主な手段でした。起案者の状況にもよりますが、個人で創業資金を捻出するのは大変な事ですし、金融機関はリターン(元本+金利)前提での厳しい審査があります。また、資金援助をしてくれる人(いわゆるスポンサー)を探すのも、個人の人脈には限界があります。

が、クラウドファンディングサイトを利用すれば、そういったハードルを下げて支援者獲得が容易となります。

損失のリスクを減らし、なおかつ市場の声が聞ける

従来ですと、一つの製品を世に送り出す場合

 ・企画・立案 → 設計・製造 → 販売

 という流れとなります。

事前にいくら市場調査をしたとしても、実際に販売してみるまでは製品が売れるかどうか分からない、というリスクは抱える事になります。それに、売れる、売れないに関わらず、ある程度の宣伝広告費等も必要となり、売れなかった時のリスクを増大させます。

が、購入型クラウドファンディングでは、製品を製造する前の企画・立案の段階で、それが欲しい、という支援者(購入者)を集める所からスタートします。ある意味、受注生産方式に近いですが、設備投資そのものも資金が集まったら行えばよいので、『売れると思ったのに、あてが外れて借金と売れない在庫の山』を抱えて途方にくれる、なんて事を、起案者は回避しやすくなります。

また、起案者と支援者の集客を常におこなっているクラウドファンディングサイトで活動をする事自体が、宣伝広告にもなります。

支援者側としても、『こんな製品が欲しい』『こういった支援がしたい』と思ってみても、それを作ってくれる企業、行っている組織を自分で探し、売れるかどうか分からない製品に投資する、などというのは大変な労力が掛かるし、相応のリスクも負わねばなりません。起案者同様、個人で行うには人脈や資金面で限界があります。

しかし、クラウドファンディングサイトを利用すれば、

  1. プロジェクトがサイトに集まっているので、その中から賛同するプロジェクトを選べばよい
  2. 不特定多数の支援者を多数集めるので、支援者一人当たりの負担が低い
  3. 支援方式によって、プロジェクト予算が未達であれば支援金は戻ってくる※

などのメリットがあります。支援者の手間とリスクは、システムによって大幅に低減するため、支援者はプロジェクトを選んで支援してリターンを待つだけです。また、自身が賛同できるプロジェクトがなければ、逆に自身が起案者となって支援者を募る、という事も可能です。

 

上記に関して、購入型の場合『All or Nothing』方式と『All in』方式の2種類があります。Allin方式の場合、寄付型と同じで製品が完成しなくても支援者に支援金は戻りません。また、投資型は基本的に利益が出なければリターンはありませんので、よくプロジェクト内容を精査した上で、支援をしてください。

 

以上がクラウドファンディングのメリットとなります。では、逆に考えられるデメリットをお話していきます。

 クラウドファンディングのデメリット

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リターンが必ず約束されている訳ではない

基本的には投資、資金援助です。

支援者はプロジェクトが企画構想の段階で、ネット上の限られた情報などを元に判断しなければなりません。

また、製品リターンの場合も、まだこの世にない製品を送り出そう、というプロジェクトなので、ネット上のクチコミなどを調べてから、購入を決定することは出来ません。

起案者、支援者共にお互いの事が良く分からない

起案者が見ず知らずの不特定多数からインターネット上で資金を集めているわけですから、起案者、支援者共にお互いの事を十分に理解している訳ではありません。

もちろんクラウドファンディングサイトが仲介役として、起案者を見定め、必要とおもわれる情報を提供していく訳ですが、単純な行き違いから、悪意の介入(詐欺や企画パクリ)までは、起こりうる可能性を孕んでいます。

 

以上が、デメリットとなります。

クラウドファンディングのメリット、デメリット まとめ

仕組みそのものは、前のブログで書きましたが、クラウドファンディングという言葉が広まる以前からあったものです。しかし、起案者のアイディアと支援者の賛同の想いを、伝達手段をインターネット媒体にする事によって、不特定多数へ広範囲に素早く、届ける事が出来るようになった、と考えています。

クラウドファンディングに興味がある方は、是非ご参考にして下さい。